| 総登場人物表 | 街へゆく電車 六ちゃん−−−−架空の路面電車を運転している｢電車ばか｣。 おくに−−−−−六ちゃんの母。｢てんぷら｣屋を営んでいる。 僕のワイフ 島さん(悠吉)−−−興信所に勤める誰にでも愛想の良い｢街｣の紳士。顔 面痙攣の奇妙な癖がある。 小田さん(滝三)−−古物商。 富川さん(十三夫)−島さんの右隣りの住人。 島さんの妻−−−無愛想で｢街｣の嫌われ者。 たぬきの啓さん−？ 松井−−−−−−島さんの興信所の同僚。 野本−−−−−−島さんの興信所の同僚。 井河−−−−−−島さんの興信所の同僚。 二平−−−−−−島さんの興信所の外国部次長。 中村−−−−−−島さんの興信所の外国部部長。 黒板−−−−−−島さんの興信所の社長秘書。 半助と猫 半助−−−−−−｢街｣の住人。隠れるように暮らしている。いかさま 賽？を作っている。 とら−−−−−−半助の飼い猫。図体が大きく｢街｣の外の町中を我 が物顔でのし歩いている。 和泉正六−−−−｢街｣の住人。退職刑事。 斎田先生−−−−キリスト教の？ 親おもい 岡田辰弥−−−−新聞社に勤務。浪費癖のある兄に悩まされている。 伸弥−−−−−−辰弥の兄。浪費癖がある 光雄−−−−−−辰弥の異父弟。四男。 大豊−−−−−−仁善病院の院長。 辰弥の父−−−−養父。自分の子ではない辰弥を可愛がる。 辰弥の母−−−−伸弥を異常に可愛がる。 牧歌調 増田益夫−−−−日雇い人夫。初太郎と親しい。 勝子−−−−−−益夫の女房。初太郎や良江と親しい。 河口初太郎−−−日雇い人夫。益夫と親しい。 良江−−−−−−初太郎の女房。益夫や勝子と親しい。 松さん−−−−−左官の手間とり。 作さん−−−−−土方。 プールのある家 父−−−−−−−乞食でいつも空想にふけっている。 子供−−−−−−乞食の父を助け、父の空想につきあう。 八田公兵−−−−父と子に小屋の建てるのを許可した。 親父−−−−−−｢すし定｣の主人。子供をひいきにしている。 マダム−−−−−｢花彦｣の女主人。子供をひいきにしている。 箱入り女房 徳さん−−−−−島さんの左隣りの住人。博打打ち。 くに子−−−−−徳さんの女房。家事は何もしない。 戸部真吾−−−−？ お夏ちゃん−−−くに子の知人。 まあ子−−−−−くに子の知人。 リリィ−−−−−−くに子の知人。 枯れた木 平さん−−−−−マットレス作りの職人。無口でほとんど誰とも付き合わ ない。 お吉さん−−−−｢街｣の住人。 女−−−−−−−平さんの女房？だった女。平さんを突然訪ねる。 謙ちゃん−−−−？ ビスマルクいわく 寒藤清郷−−−−｢憂国塾｣塾頭。｢ビスマルクいわく・・・｣が口癖。 八田忠晴−−−−｢憂国塾｣の塾生。 お富さん−−−−後家さん。清郷が同情して惚れるが・・・。 せい子−−−−−別名ともらいマダム。清郷が再び惚れるが・・・。 本田政吉−−−−せい子の夫。せい子を顧みない。 じん−−−−−−せい子の息子。家によりつかず浮浪している。 大義公平先生−−右翼。 国粋純一先生−−右翼。 神州男児先生−−右翼。 葦原瑞穂−−−−右翼。清郷の師。 治助−−−−−−おはちの夫。 おはち(おはつ)−−治助の女房。 とうちゃん 沢上良太郎−−−刷毛作りの職人。浮気の妻が産んだ子供を慈しんで 育てている。 太郎−−−−−−良太郎の長男。小学生。 次郎−−−−−−良太郎の二男。小学生。 花子−−−−−−良太郎の長女。小学生。 四郎−−−−−−良太郎の三男。小学生。 梅子−−−−−−良太郎の二女。 みさお−−−−−良太郎の女房。浮気症で子供の父が全て違う。 波木井老人−−−吝嗇家。 お常さん−−−−拝みや。 米村五郎−−−−若者。日雇い人夫。 田浦さん−−−−仕事師。 がんもどき 綿中京太−−−−元教師。怠け者で妻とかつ子に働かせてのらくらして いる。 かつ子−−−−−京太の義姪。無口な少女で家事から内職まで一日中 働いている。 おたね−−−−−京太の女房。かつ子の叔母。 かなえ−−−−−かつ子の実母。再婚しかつ子をおたねに預ける。 岡部定吉−−−−酒屋｢伊勢正｣の店員。かつ子に同情している。 堀内−−−−−−刑事。 ちょろ 土川春彦−−−−別名ちょろ。空想的事業家。 ばんくん−−−−春彦の同居人。春彦の事業話をがまん強く聞く。 肇くんと光子 福田肇−−−−−相沢の廃品回収業を手伝う。妻の光子の虚言癖に 悩まされ、しばしば衝突する。 福田光子−−−−肇の妻。空想家で虚言癖があるが、妙に勘が鋭い。 相沢七三雄−−−廃品回収業。福田一家を二階に住まわせている。 ます−−−−−−七三雄の女房。 倹約について 塩山慶三−−−−郵便局の配達人。るいの夫。 塩山るい−−−−慶三の妻。倹約を本尊として夫婦娘達と努力を傾ける。 はる−−−−−−慶三の長女。 ふき子−−−−−慶三の二女。 とみ子−−−−−慶三の三女。 片沼二郎−−−−塩山家の隣家の主人。 たんばさん たんばさん−−−｢街｣のよろず相談役の老人。元彫金師。人柄とその話 術でもめごとを治めてしまう。 吉−−−−−−−あばれ者で別名くまん蜂。日雇い人夫。 惣さん−−−−−いも屋。親の代から｢街｣に住む。 渡さん−−−−−？ 曾根隆助−−−−左官。 お琴−−−−−−隆助の女房。 孝さん−−−−−運送店の店員。 |