山本周五郎作品館の管理人休憩室のページ

プロフィール
ハンドルネーム	ポコアポコ
性別	男
生年	１９５４年(昭和２９年)
星座	獅子座
血液型	Ｏ型
趣味	読書、旅行、映画鑑賞
ｅ－ｍａｉｌ	conto55@mbk.nifty.com
ＷＥＢページ	http://homepage3.nifty.com/yamashu-kan/

管理人と山本周五郎作品の出会い

　私が山本周五郎作品を読むようになったのは、大学入学後だから早いほうではない。文学青年なんてとんでもなく、小説もほとんどそれまではあまり読んだことがなかった。せいぜい少年少女文学全集を若干読みかじったり(『ロビンソン・クルーソー漂流記』が好きでした)、ＳＦ小説(星　新一や筒井　康隆、小松　左京位)やマンガ、モーター雑誌を眺めるくらいでした。
　大学生になったのだから、少しは真面目な本ぐらい読まなけりゃと手に取ったのが、『樅ノ木は残った』だった。どうしてもこれが読みたかったというわけではない。何年か前にＮＨＫの大河ドラマで『樅ノ木は残った』の放映があり、いたく印象に残っていた。昔からチャンバラは好きだったので合戦シーンの多い大河ドラマはよく見ていた。その流れで毎年大河ドラマはみていたのだが、『樅ノ木・・・』は合戦がなかったにもかかわらず、面白く特に最後の酒井邸でのシーンが非常に印象的だった。それを覚えていて読んでみようかと手に取ったのが、やみつきの最初である。
　読みやすかったわけではなかったが、ＴＶドラマであらすじを知っていたので最後まで長い小説を読みきってしまった。これで非常に感銘をうけてファンになった。後はどうせなら全部読んでやろうと、新潮文庫の発行順に次は『青べか物語』、『柳橋物語』、『五瓣の椿』・・・と順々に読み進んでいった。結構ＴＶドラマで見ていた記憶があり、どれもなんだか初めて読んだ気がしなかった。特に印象に残っていたＴＶドラマが山本周五郎作品だったのが、長く続いた理由だろう。例えばＮＨＫの『赤ひげ』、ＴＢＳの『よじょう』や東芝日曜劇場だったりした。
　数年で４０冊位まではまとめて読んだが、その後は空白があったり、ポツポツ２～３冊読んだりしていた。ここ数年また再読、再々読するようになって現在に至っている。

簡単なプロフィールです

管理人のシチュエーション別によるお勧め作品
笑いたい時は	『彦左衛門外記』『楽天旅日記』『おしゃべり物語』『真説吝嗇記』『評釈堪忍記』『ゆうれい貸屋』『わたくしです物語』
泣きたい時は	『柳橋物語』『桑の木物語』『二十三年』
勧善懲悪なら	『備前名弓伝』『鍔鳴り平四郎』『恋の伝七郎』
恋愛ものなら	『扇野』『落葉の隣り』『おさん』『鶴は帰りぬ』
サスペンスなら	『砦山の十七日』『失蝶記』『花杖記』『五瓣の椿』
弱い者に応援	『ひとごろし』『よじょう』『若き日の摂津守』『日日平安』
かわいい女なら	『水たたき』『おたふく』『釣忍』『しづやしづ』
メルヘンなら	『麦藁帽子』『七日七夜』『あだこ』『貧窮問答』
感動するなら	『さぶ』『橋の下』『四日のあやめ』『赤ひげ診療譚』
不思議な気分	『その木戸を通って』『屏風はたたまれた』『薊』
元気になりたいなら	『かあちゃん』『ちいさこべ』
代表作なら	『樅ノ木は残った』『虚空遍歴』『青べか物語』

おせっかいですが・・・お勧めします

お茶は差し上げられませんが、お暇ならごゆっくりしていってください。まずは、山本作品との出会いから・・・。