| タイトル | 大江戸風雲伝 | 配 役 | 出 演 者 |
| 番組名 | 金曜時代劇 | 青山 信二郎 | 近藤 真彦 |
| キー局 | ＮＨＫ | その子 | 南野 陽子 |
| 放送期間 | １９９４．０４．０８〜７．１５ １５回 | 田沼 意次 | 平 幹二朗 |
| 放送時間 | 金曜日 ２０：００〜２１：００ | 河井 保之助 | 柄沢 次郎 |
| 原作作品 | 栄花物語 | 新吉 | 清水 宏次朗 |
| 制 作 | ＮＨＫ | おさだ | 石野 陽子(いしの ようこ) |
| 演 出 | 重光 亨彦 | 松平 定信 | 阿部 寛 |
| 脚 本 | 大久保 昌一、石原 武龍 | 藤扇 | 畠田 理恵 |
| 音 楽 | 小六 禮次郎 | 藤代外記 | 黒沢 年男 |
| あらすじ他 | 第１話｢運命の糸｣(０４．０８)：旗本の青山は、結婚相手がいるその子という女性と 付き合っていたが、その子の相手が無二の親友、河井だと知り、がく然とする。ま た、青山は老中の田沼に批判的だったが、実は田沼が有能な政治家であることを 知る。《’９４．０４．０８朝日新聞朝刊番組欄より》 第２話｢嵐のわかれ｣(０４．１５)：信二郎は、松平派にら致され、意次暗殺に加担せ よと迫られる。断ると松平の用人が襲ってきた。間一髪新吉に助けられた信二郎 は、彼の船宿に身を隠す。その子は信二郎への思いを断ち切れぬまま祝言の日を 迎える。《’９４．０４．１５読売新聞朝刊番組欄より》 第３話｢あだ化粧｣(０４．２２)：勘定吟味役となった保之助は定信から田沼の悪事を 暴くように迫られる。だが、いくら調べても不正の事実はない。一方で保之助は、そ の子の｢しんさま｣という寝言に悩まされていた。その子に事情を尋ねると、信二郎と は遠縁にあたるという。保之助は信二郎とその子を会わせようとする。《’９４．０４． ２２読売新聞朝刊番組欄より》 第４話｢冬のちまた｣(０４．２９) 第５話｢田沼暗殺計画｣(０５．０６)：将軍のシカ狩りの日が迫った。信二郎は、意次 暗殺に保之助が加担していると知ってがく然となる。意次に計画を知らせるが、予 定は変わらない。一方、保之助は、その子のことで悩んでいた。その子は信二郎に 会い、自分ではどうにもならない信二郎への愛を打ち明けていたのだ。《’９４．０５． ０６読売新聞夕刊番組欄より》 第６話｢陰謀の渦｣(０５．１３) 第７話｢裏切り｣(０５．２０) 第８話｢お役御免｣(０５．２７)：意次暗殺を防ぐためシカ狩りで騒動を起こした保之助 は、その子との関係もぎくしゃくし、藤代の家に居づらくなる。信二郎はその子への 未練を断ち切れず、悩み苦しんでいた。泥酔して帰った自分を介抱してくれるおは ま(須藤真理子)の優しさがつらい。《’９４．０５．２７読売新聞夕刊番組欄より》 第９話｢傷心｣(０６．０３)：信二郎は、金のために戯作を書く自分の生き方に嫌悪感 を抱く。その子は、信二郎を思うあまりに心を乱し、歌舞伎役者とあいびきする。そ の子に疑心を抱く保之助は、彼女を尾行してその模様を目撃していた。保之助は 松平一派の刺客に襲われたところを助けてくれた信二郎に、その子の密会のこと を告げる。《’９４．０６．０３読売新聞朝刊番組欄より》 第１０話｢殿中の刃傷｣(０６．１０)：家にも帰らず酒におぼれる保之助に、信二郎は、 思うように生きろと諭す。また、その子には、いい妻になれと説得した。だが、それ で二人の関係が修復するわけもない。そんな時、大事件が起きる。江戸城で佐野 (渡浩行)が意知(黒田アーサー)に切りつけたのだ。《’９４．０６．１０読売新聞夕刊 番組欄より》 第１１話｢世直し大明神｣(０６．１７)：信二郎は意知の刃傷事件を題材に戯作を書く ように頼まれ、憤慨する。意知を訪ねた信二郎は病床の意知から、いつも逃げてば かりいる生き方をいさめられる。保之助とその子は、破局を迎えつつあった。保之 助は信二郎にその子との離縁をほのめかす。そして、その子の心には信二郎しか いないことを知っていると告げる。《’９４．０６．１７読売新聞夕刊番組欄より》 第１２話｢吉原大火｣(０６．２４)：意次を取り巻く状況は次第に悪化し、意次をかばっ ていた者も次第に離れていった。吉原の火事騒ぎで、保之助は藤扇を助け出す。 それは二人のきずなを強くすると同時に、悲劇的な運命も予感させた。病身のそ の子は、信二郎への愛を貫こうと、藤代の家を出る。《’９４．０６．２４読売新聞夕 刊番組欄より》 第１３話｢一揆騒乱｣(０７．０１)：信二郎の元に駆けつけたその子は、外記に捕まり、 幽閉される。保之助は藤代家には戻らず、藤扇を身受けする決心を固めた。だが、 身受け金五十両を工面するため、やむを得ず藤代家へ戻った。折りしも江戸に陰 謀の影が。一揆に巻き込まれた保之助は、暴徒に大切な金を奪われる。《’９４． ０７．０１読売新聞夕刊番組欄より》 第１４話｢逃避行｣(０７．０８)：信二郎は、おさだに夫、新助の死を告げ、預かってい た金を渡す。保之助は藤扇に身請け話が持ち上がっていることを知るが、藤代家 から廃嫡された今では金策もままならない。三ヵ月がたった。浪人取り締まりのお 触れのもと、公儀から追われる身となった信二郎は、おさだの店の二階に身をひそ める。《’９４．０７．０８読売新聞夕刊番組欄より》 第１５話｢風の彼方｣(０７．１５)：保之助と藤扇は、恋の逃避行を続けていた。藤扇 の身請け金の工面に奔走していた信二郎だが、駆け落ちのことを知った時には、 既に二人は心中していた。信二郎は己の心に素直に生きることと、その子との愛 に生きることが、保之助へのたった一つの供養だと確信する。そのころ、その子も すべてを捨てて、藤代家を後にしていた。《’９４．０７．１５読売新聞夕刊番組欄よ り》 |
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