| タイトル | 柳橋慕情 | 配 役 | 出 演 者 |
| 番組名 | ドラマ時代劇ロマン | おせん | 若村 麻由美 |
| キー局 | ＮＨＫ | 幸太 | 吉田 栄作 |
| 放送期間 | ２０００．０８．２１〜１２．１８ １６回 | 庄吉 | 田中 実 |
| 放送時間 | 月曜日 ２１：１５〜２２：００ 第十五話のみ２０：００〜２０：４５ |
おもん | 井上 晴美 |
| 原作作品 | 柳橋物語、ちゃん、人情裏長屋、嘘ァつかねえ他 | 権二郎 | 吹越 満 |
| 制 作 | ＮＨＫ・ＮＨＫエンタープライズ | 重吉 | 左 とん平 |
| 演 出 | 加藤 拓、中村 高志、一色 隆司、門脇 正美 | 源六 | 内藤 武敏 |
| 脚 本 | 大野 靖子 | 松村 信兵衛 | 滝田 栄 |
| 音 楽 | ＳＥＮＳＥ(センス) | お鶴 | 藤村 志保 |
| お常 | 原 日出子 | ||
| あらすじ他 | 第１話｢愛がはじまる日｣(０８．２１)：研師の源六の孫娘、おせんは居酒屋のおか み、お鶴や大店の娘おもんらに囲まれ、貧しいながらも明るく暮らしていた。そんな 中、おせんは幼なじみの大工、庄吉から思いを告げられる。上方で稼いで来るので 戻るまで待っていてほしいというのだ。おせんは庄吉に、帰りを待つと約束する。 《’００．０８．２１朝日新聞朝刊番組欄より》 第２話｢迷い道迷い人｣(０８．２８)：おせんは、両親の墓参りの帰途、杉田屋の巳之 吉(苅谷俊介)とお蝶(松本留美)に出会う。二人は、おせんを若棟りょうになった幸太 の嫁にしたいと考える。《’００．０８．２２朝日新聞夕刊番組欄より》 第３話｢噂のふたり｣(０９．０４) 第４話｢いちばん大切な人｣(０９．１１)：おせんは上方で働く庄吉を思うあまり、柳河 岸で火鉢職人の重吉を庄吉と見間違える。重吉は、自分のふがいなさを嘆き自殺 しようとしていたのだが、おせんに声を掛けられたことできっかけを失い、命拾いす る。再び居酒屋通いを始めた重吉は、喜助(柳ユーレイ)という男と知り合い、自分の 家に連れ帰る。ところが、深夜、喜助はわずかばかりの蓄えを盗んで姿をくらます。 《’００．０９．１１読売新聞夕刊番組欄より》 第５話｢運命の予感｣(１０．０２)：源六が研師仲間の寄り合いの席で倒れ、自宅に担 ぎ込まれる。医者によると軽い卒中だという。おせんは見舞い客に気丈に振る舞う が、不安を募らせていた。《’００．０９．２６朝日新聞夕刊番組欄より》 第６話｢炎の恋｣(１０．０９) 第７話｢悲しみの街角｣(１０．１６)：江戸の町を襲った大火事で、祖父の源六や幸太 と死に別れたおせんは記憶を失い、拾った赤ん坊を抱いたまま焼け野原をさまよ う。《’００．１０．１６朝日新聞朝刊番組欄より》 第８話｢忘れえぬ記憶｣(１０．２３)：日がたつにつれ、おせんの意識は次第にはっき りし始め、自分で身の回りのことができるまでになるが、相変わらず記憶は回復しな かった。そんなある日、飛脚の権二郎と再会するが、やはり何も思い出せない。そ んなころ、お鶴は居酒屋・鶴川を再開。そこへ信兵衛が久しぶりに顔を見せる。一 方、お常と２人で大川端へ足を運んだおせんは、思い出の柳河岸でついに記憶を 取り戻す。《’００．１０．２３読売新聞夕刊番組欄より》 第９話｢いちずな恋心｣(１０．３０)：大火で記憶を失ったおせんは庄吉との思い出の 場所、柳河岸で記憶を取り戻す。しかし、おせんが身を寄せる勘十(斉藤洋介)とお 常夫婦の商売に陰りが見え始めていた。《’００．１０．２４朝日新聞夕刊番組欄より》 第１０話｢疑われた愛｣(１１．０６)：おせんは、木くず売りや足袋の内職で生計を立て 始める。そんな折、偶然、おもんと再会。おもんの口から、庄吉が江戸へ戻って来て いることを知る。おせんはようやく庄吉との対面を果たすが、なぜか庄吉の態度は 冷たい。権二郎からうわさ話を聞かされていた庄吉は、おせんと亡き幸太との仲を 疑い、おせんの育てている子供が幸太との子供であると思い込んでいたのだ。 《’００．１１．０６読売新聞朝刊番組欄より》 第１１話｢母と子の絆｣(１１．１３)：おせんは、庄吉をずっと待っていたという自分の 言葉がうそではないことを証明するため、庄吉の言いつけ通り子供を捨てようとす る。しかし、非情になりきることができず、結局は連れ帰ってしまう。一方、信兵衛の 長屋に大けがをした老人が運び込まれて来る。《’００．１１．１３読売新聞夕刊番組 欄より》 第１２話｢真実の証｣(１１．２７) 第１３話｢不思議なめぐり逢い｣(１２．０４) 第１４話｢ちぎれた望み｣(１２．１１) 第１５話｢愛しい人よ｣(１２．１８)：庄吉が所帯を持ったことを知らないまま過ごすお せん。一方、おもんは三蔵(奈佐健臣)一味に再び捕らえられ、身売りされようとして いた。そこへ権二郎が現れ、おもんを救う。《’００．１２．１８朝日新聞朝刊番組欄よ り》 第１６話｢優しさが勝つ日｣(１２．１８) |
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| 蛇足の一言 | ２００１年第３８回ギャラクシー大賞個人賞受賞(主演若村麻由美に対して) ＮＨＫのホームページには原作は以上四つの作品になっているが、ドラマ内容から 次の三作品もエピソードに使われている。『壱両千両』『四人囃し』『枡落し』。これ だけの短編のエピソードをよく違和感なく融合できたと思う。 |
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